ローランド サウンド・スパーク2008(Shibuya O-EAST)


LIVE : ロバート・マルセロ(DANGER DANGER)、三柴理長谷川浩二


入場無料という太っ腹!ROLAND社の販促イベントに行ってきた。シンセやエレドラ、BOSSブランドのエフェクター、デジタル製品がフロアに大々的に陳列されていて誰でも自由に試奏し放題。なかなかたくさんの人が遊びに来ていて和やかなムードを作り出していた。スタッフ、社員の方も大変親切で、商品の説明から営業等、土曜出勤にもかかわらず大変好感だった。わが社もこういう風でなければならん、と思ってしまうほど良い人ばかりだった。で、久しぶりに楽器を手にとって遊んでみた。BOSSのマルチ・エフェクターやらミニアンプ、ヘンテコなセッティングをして、MAIDENやSTONESのフレーズを弾いて遊んだわけだがこれがなかなか面白い。ロングスケールのフェンダージャズベは重かったし弦のテンションもキツかったー。それは関係ないとして、イマドキのデジタル機材はよく出来ていると感心した反面、こんなに機能が充実してても余計なだけだしやっぱり素の音・生の音が大事だよなーと思ったのも事実。まあどんな機材でも要は使い様だよな。


真のお目当てはライブのほうだ。まずは超絶技巧派ギタリスト、ロバート・マルセロが登場。カラッとしたアメリカンな速弾きでBOSSのマルチエフェクターのハイクオリティぶりを伝える趣旨だったようだが、こんなに巧い人が演っちゃうと機材がどうとかというレベルを超えてしまっているので良かったのか良くなかったのは分からない。曲もフレージングも面白かったのでタダで聴けたのはお得だ。


続いては現在筋肉少女帯のサポートで活躍する実験音楽ユニット・三柴理長谷川浩二。こちらもローランドの最新のシンセとV-DRUMをバリバリ弾きこなしてのパフォーマンスであった。あり余るほどに内蔵されている数多の音色を駆使しての幻想性溢れる即興性の高い曲を続けてくれた。筋少及び特撮のファンも多数来場していたようで普段のライブでは聴けないタイプの彼らのプレイにも満足していたようである。三柴の技術によるものなのか、シンセの機能によるものなのか、輪郭のあるエレピの音は迫力があった。なんと最後には特撮の‘ヤンガリー’を演奏、ご機嫌なエディはトークの方も好調、アットホームで温かな雰囲気の大空間は大変居心地がよかった。特撮はもうやらんのかねえ〜。



ローランド サウンド・スパーク2008 : http://www.roland.co.jp/event/SoundSpark/index.html



アジテーター

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