この一年を振り返る(LIVE編)


ライブハウスには通ったなーーーー。数えてみたら見たライブが50本になってた(芝居とライブでちょうど100本くらいだ)ので一々並べないことにする。さすがに面倒だ。見た本数は多いが、実は追いかけていたアーティストはそんな多くもない。石橋英子関係(パニスマ含む)とechoとピンサロックスだけで20本くらい、あとは大会場で演る大物(復活筋少とかデーモン閣下上原ひろみYUKIなど)、JAZZを含む外タレ(ガンズ、キース・ジャレット他)という内訳でむしろ必要最低限、自分では例年と変わっていない印象を持っている。
昨年末に「新しい領域に足を踏み入れたい」だとか「よい若手にめぐり合いたい」だとか都合のいいことを書いていたら、なんとその希望通りに今年はバチコのおかげでアコースティックの座って聴くライブに多く通うことになったり(石橋英子の演奏には本当にお世話になった一年だった)、echoというまだ誰も知らない新星(このコはきっと将来大物になるよ)とめぐり合っちゃったりといいことが続いてしまった。逆にパンク系・コア系はすっかりシーンから影すらなくなってしまって、そういう面では少々寂しい気もする。エアジャムなんかに行ってた人は今なにをしてるのだろうか。メタルシーンも当然のごとく縮小、正直陰陽座は飽きてきたし、復活した筋少も自分には合わない、今のマシンガンズは聴く気にもならん。


今年印象に残ったライブを5本だけ。

・石橋英子×アチコ(下北沢440・2007.05.11)
・デーモン小暮閣下(LIQUIDROOM Ebisu・2007.05.13)
・町田康(新宿ロフト・2007.04.21)
・PANICSMILE(Shibuya O-nest・2007.12.27)
・echo(風知空知・2007.12.12)


人前で演奏する技術も資格もない者が簡単にステージに立つことができるようになっている状況はまだまだ続きそうだが、そんななかでもカネを払う価値のある有能なアーティストを見極めて来年も音楽を楽しんでいきたい。
音源ごとのまとめ、プレイヤーごとのまとめは年明けに書こうか。