2005-11-18から1日間の記事一覧

大江健三郎×町田康 〜 二つのカタストロフィと二つのおかしな「二人組」

『群像』11月号に掲載された大江健三郎と町田康の夢の対談。興味深かったのは大江による町田論だ。町田ファンはぜひ読むべきだ。的確な分析に思わず納得してしまった。口語と文語、文体のギアチェンジ。引鉄を引く城戸熊太郎。。。 「あかんかった…。」 告白…

本谷有希子『ぜつぼう』

『群像』11月号の巻頭に掲載された本谷有希子の小説。ブームに踊らされ売れなくなったお笑い芸人が不眠症に陥り、精神科の帰り道の公園で浮浪者と出会い、突然見知らぬ農村で生活を始める物語。主人公のモデルは猿岩石か?チューヤンの相方(名前忘れた!)…