しかし空調の音がブンブンとうるさいところだ。座席がわりとゆったりと配置されていて、周りを気にせず聴けるのでまあいいか。


しかし大人のやることだな。巧妙だな。と、いつも思う。私の目の前に見えないように仕掛けられた落とし穴へ、好奇心をもって自ら入り込んでいくかのような感覚に近い。今日はどんなのだろうか??穴の底にはいつもどおり・期待どおりの居心地の良さがあると同時に、いつもとは違うほんのりとした高揚感をもたらすなにかがある。毎回毎回必ずある。
天然素材で自然に作り上げられたもののような気がする一方で、誰も見ていないところで汗をかいて必死に作りあげられたもののような気もする。なんとなくだが私はその汗の流れる様子や匂いを感じ取ることができる。いや、なんとなくじゃないな。その様子や匂いはなかなか強烈で、ゆるぎないもので、、、私はそれが好きだからいつもここにいるのだ。