毛皮族のお気軽軽演劇シリーズ第3弾!!『大好き!!5つ軽演劇ちゃん』・L演目 大江戸ハードエロティック時代劇 「大江戸、時々時雨」(リトルモア地下)


作・演出:江本純子

出演:羽鳥名美子、武田裕子、高野ゆらこ、高田郁恵、延増静美、江本純子
    黒岩三佳(あひるなんちゃら)、金子清


昨日に引き続き毛皮族の軽演劇、今日もなかなか人が入っていた。私の隣はまたしてもオッサンだったがスマートな人だったのでストレスなし。で、L演目はこのシリーズきってのエロ演目とのことで目のやり場に困っちゃうかなと思ってステージから最も遠い最後列の席に座った。パイプ椅子席は楽だったぜ〜。ぢの心配も御無用〜。


「大江戸ハードエロティック時代劇」と題されているとおり、ストーリーは時代劇仕立てでなおかつサスペンス風、脱ぎは多少あり、演出はエロ。物語には起承転結があり、殺人事件の誰が犯人なのかを観客に推理させながら江本らしい低レベルなエロが炸裂する。どうしようもないくらい低次元のシモネタが延々と続く続く(笑)。みなさん開き直ったようにアホきわまりない演技で押し通してくれていた。面白いとかセクシーというよりはアホ過ぎて微笑ましいといったほうが当たっているだろう。終盤になって、飽きがきて、もうさすがにいいよと思ったところで、、、江戸時代から一気に220年後!気の効いたラストシーンがきた!散々アホなことをやり尽くした後での羽鳥の冷静な演技に驚かされた。軽演劇というわりには冗長だろうが、シモネタがくだらなかろうが、そのシーンには全てを引っくり返してしまう力があった。やられた〜。

宣教師役を演じた武田と料理店の使用人役を演じた高田の演技がとても印象に残っている。昨日に続きなかなか器用な演技で魅せてくれた高田は今シリーズ絶好調だ。江本は出番は少なかったが登場した時にはガラッと場の雰囲気を変え、渋い表情と凛々しい風貌で強烈な存在感を放っていた。和装が一番似合っていたのは色白な延増かな?滅茶苦茶綺麗だった。


今まで3演目観たけどハズレなし。もしかして、本公演よりも面白いんじゃね???





ススキノで火災、3人死亡MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/080428/dst0804280203000-n1.htm