よしむらひらく presents 甘党祭ファイナルVOL.2 (Shibuya O-nest)


LIVE:よしむらひらく石橋英子×アチコAkeboshiシャムキャッツ 、サンゼン


昨夜PANICSMILEのイベントを大盛況のうちに終えたばかりの石橋英子が一日たって今度は石橋英子×アチコでnestのステージに立った。尋常じゃないスケジュールを涼しい顔でこなしている。タフだなぁ。


それにしても昨日とは一転して人が少なかったなー。関係者や招待客を除いたら動員は20〜30人くらいじゃないだろうか。しかしそれはまあいい。問題なのは何人呼べるかじゃなくて何を聴かせてくれるかなのだ。Akeboshiというピアノを弾き語る男性シンガーのディープな声と日本人離れした作曲センスがよかった。彼の音楽を聴くのは初めてだったけれど、機会があればまた聴きたい。


そのAkeboshiの次、4番手で石橋英子×アチコは登場した。今日はあまり一曲目に演ることのない‘LOLA&SODA’からいきなりだ。勢いのあるピアノのフレーズに私は世界観に引き込まれる。いつもよりも暗めの照明がよかった。暗いほうが楽曲に集中しやすい。そして今日の収穫は、持ち曲のうちで演る頻度の低い曲、‘かくしごと’と‘夜鷹の星’が聴けたことだ。この寒い季節には1stアルバムに収録されたこれらの曲がマッチする。アチコの歌と石橋のピアノがジワジワと私の体に染み入ってゆく…。‘サマードレス’と‘かくしごと’、じ〜〜っくり聴くべき曲を続けられると私は弱い。
一本の歌メロでグイグイ引っ張っていく感じの新曲の出来ばえもなかなか。この曲も既発曲がそうだったように、ライブでドンドンやってクオリティが高められていくのだろう。年内にまだライブがあるようだ。見逃せない。

■ 石橋英子×アチコ 
1、LOLA&SODA 2、ラジオを抱いて 3、サマードレス 4、かくしごと 5、夜間飛行 
6、夜鷹の星 7、春と小石 8、新曲