mona records 4th anniversary spacial 『また逢う日まで』(mona records)


出演:MUSIC FROM THE MARS石橋英子×アチコ


MUSIC FROM THE MARSとバチコ、レーベルメイトであるミュージシャンのツーマンだ。予想はしていたことだけれどもかなり内輪色が強いイベントで、どこに行っても「常にアウェイw」な私のような田舎から出てきた人間にとっては、ちょっと居心地が悪かった。まあ音楽が良ければそんなことはどーでもいいんですけどね。


後半に出てきた石橋英子×アチコ、1stアルバムに収録されている曲と新曲がいい感じで馴染んできたようだ。‘サマードレス’は1stの路線をさらに推し進めるようなこのユニットの王道を行く名曲で、迫力があってオープニングに相応しい。起承転結のあるメロがヨイ。初めて聴いたときはずいぶんと小むづかしいなと思った‘夜間飛行’もイントロのスキャットからこなれたもので、石橋(pf)・アチコ(Vo)ともにプレイヤーとしての力量の高さが窺えた。曲がライブで育っていく過程が面白い。夏発売という新譜には収録されるのだろうか???石橋のソロ曲‘光る窓に’も元からバチコの曲だったような自然さだ。最後にリードヴォーカルが入れ替わるのはナイスアイディア。
もちろん結成当初から演っているおなじみの曲たちもひけを取らない出来ばえ。ライブのたびに書いている気がするが、‘ロラ&ソーダ’のピアノリフとサビのアチコの声の伸びは鳥肌モノだ。終盤にはMUSIC FROM THE MARSの藤井(Vo)を交えて、暖かい雰囲気でライブを締め括った。いつも一音も聞き漏らすまいと耳に力を入れて聴く‘春と小石’も、和やかなムードの中ではまた違った味があった。


アンコールの‘犬のうっとりさん’まで全12曲。こんなにたくさん聴けたのは初めてかな。とにかく2ndアルバムが楽しみです♪

石橋英子×アチコ
1、サマードレス 2、夜鷹の星 3、ラジオを抱いて 4、ロラ&ソーダ 5、夜間飛行 6、光る窓に 7、あかとんぼ
8、マタドール 9、pino 10、大人になれば 11、春と小石

〜encore〜
12、犬のうっとりさん