毛皮族の軽演劇『初夏の軽演劇@リトルモア地下』演目G 『おっぱいファミリー1、2、3』(リトルモア地下)

作・演出:江本純子
出演:町田マリー、平野由紀、延増静美、江本純子、羽鳥名美子
    高野ゆらこ、高田郁恵、金子清


きました!毛皮族初夏の軽演劇!!前回と同様にゆる〜くだら〜りとしたのを魅せてくれるのであろう。しかもおっぱいファミリーって、、、すごいタイトルだなぁ。


4兄弟と彼らの命を狙う刺客の物語、なにやらゴッドファーザー1〜3のパロディーだったらしい(映画見てないからしらない)。
町田マリー、平野由紀、延増静美、羽鳥名美子、江本純子、5人が男装してあまり面白いとは言えないかもしれない細かいネタをふわーりと投げかけてくる。軽演劇というタイトルどおりに演技も演出もあっさりしていて何に注視して観ればよいのかわからなかったが、とりあえずその場の状況や雰囲気を味わえばよいのだろうと思った。だらだらとはしていても町田マリーはあまりにも似合わなすぎるスーツを着て看板女優の名に負けないほどなにげにしっかり演技していたし、ウェイトレス役の高野ゆらこは汗びっしょりでかなり必死にやっていたのが印象に残っている。春に演った『天国と地獄』のときも思ったが羽鳥名美子(公称バスト88cmw)が男の子の役をやるとどうしようもなく可愛らしい。本公演だとチョイ役しか与えられないことの多い高田郁恵や平野由紀や延増静美、美しき脇役たちをじっくりみれるのもこの公演のよさである。
観る側が戸惑うほどのチープさ、適度なエロさ・セクシーさ、ワケのわからない演出、くだらない事に必死で挑むさま、今回もどこをとってもまぎれもなく毛皮族である。あまり面白いとは思えなかったけれども、どういうわけか彼女らの魅力をより深く認識してしまった気になった。やっぱり毛皮族は最高なのである。あ〜、、アレに撃たれて死んでみたい!!


キモチスイッチつながりで吉本菜穂子が観に来ていた。客席に座っているのを見ると意外に普通の女の子だ。
終演後には金子氏のハッピーバースデイがあった。彼の妻が来ていた。


『天国と地獄』のDVD-BOXを予約してイベントの入場整理券をげっとしたよ。うふふ。