讀賣1−4阪神(東京ドーム)


今季最後の東京ドーム伝統の一戦、久しぶりに満員の野球場に来た感じがした。野球人気が低迷にあえいでいるとはいえ、この盛り上がりぶりを目の当たりにするとまだまだイケるなと思えた。今日はタイガースファンで元熊本高校球児のツキヂさんとプレーボール30分前に待ち合わせし、いざ観戦。先発は姜−福原。
両先発ともにピリッとしない立ち上がりで毎回のようにランナーが出る。それでも福原は要所を締め6回を最小失点に抑えたが、失投の多かった姜は高めに浮いた球を狙い撃ちされ連打を浴び、5回を投げて被安打10自責点4という今季最悪の内容でプロ初黒星となった。ジャイアンツは何度もあった好機を藤本の好守に阻まれるという不運もあり結局8安打で1点しかとれなかった。タイムリーが出ない試合の典型的パターンである。タイガースはウィリアムス−藤川の鉄板リレーで相手の反撃を阻止した。
それにしても今日のタイガースは投手が抑え、打線は必要な時に効率よく得点するという強者の野球を見せてくれた。シーツと浜中が3安打、金本が2安打、打つべき者が打てば勝ちは自然に転がり込んでくるのである。それにしても今日のヒーローはなんと言ってもセカンド・藤本だ。ピンチで魅せた再三のファインプレーはまさにプロの野球であった。こういうプロらしさを見せることが人気回復の最低条件であろう。


日本シリーズは中日が出るよりも阪神がでたほうが面白くなるかもね…。