Far France presents “Waiting For My Men vol.4” (下北沢SHELTER)


LIVE:Far France、KIRIHITO、オワリカラFresh!


久しぶりにシェルターに来た。去年の5月にKARENを見に来て以来だ。そのKARENのリズム隊が別にやっているバンド、Fresh!の怒涛の(ハズの)LIVEが私の今日のお目当てなのだ。今日もお客さんは若い人が多いな。出てくるのは武骨な音を出すバンドばかりなのに、女の子が半分くらいもいる。男の子は痩せてて背の低いメガネくんが多い。フロア内の顔面偏差値の平均点は、お世辞にも高いとは言えないようだぜ、オイ。イケてなーーーーーーーーい。
ビールを飲みながら、ライブハウスというものは私が10代の頃とは大きく変わったなぁとシミジミ思う。敷居が随分と低くなった。随分と平和になった。怖い人やヤバい人やアブない(死語)人はROCKから離れ、どこか遠いところへいなくなった。今のバンドは打ち上げで流血を見たり、眼前でビール瓶が砕けるスリルなんかを体感することなんてないんだろうな。あるほうがオカシイのか(笑)。


で、トップバッターで早速Fresh!。登場時のSEは、‘夏の扉’。約30分間のライブで、全部で4曲演奏してくれた。期待どおりに最初っからアグレッシヴでテクニカル、音の洪水はカタマリとなってフロアに降り落ちる。カタマリになっているけれど、各パートがどんなフレーズを弾いているのかハッキリわかる音だ。雰囲気的にややアウェイな感じがあって客からの反応そのものは正直薄かったけれど、やってることのレベルはとても高いのは伝わっていたようだ。どちらかといえば5人とも飄々とした風貌で淡々とプレイしているけれど、発せられるサウンドはエネルギッシュでたくましい。メチャクチャ巧いのにスノッブな感じやイヤミなどはなくて、ちょっと恥ずかしいくらいにまでストレートで熱いのだ。
集中して聴いてるとホントにあっという間に時間が経つ。なんだか喉が渇いてきてビールをたて続けに飲みたくなった。2月にライブはあるのかな?