分裂は必ずしも崩壊への道ではないという件について


組織が分裂し始めてきた。
構成員それぞれの堪忍袋の緒には限界というものがあって、いままで個々に修復したりだましだましやってきたのができなくなってきているようだ。
ひとつにまとまっている時だと常にハブかれる身になる私だが、こういうケースになるとなぜかモテてしまう。昔からだ。モテてるせいかどうかは解らないが、状況の窮屈さのわりにはストレスを感じずにいられる。いままで見えなかった彼らの本音が無秩序に錯綜しまくる様がハッキリ見えて、むしろ面白いくらいだ。



生まれも育ちも環境も趣味も違う人たちのやることなのだからそうなって当たり前だ。パンクスががっちり結束したバンドよりも、ジャズメンとメタラーなんかが混在し嗜好の壁を乗り越えたトンデモバンドのほうが面白い音を出すに決まってる。



こういうありえない状況下でなければ見えないことには、とても大切な要素が含まれているハズ。ここでしか経験できないことや学べないものを、大切にしたい。