Limited Ex & DODDODO release party “LEVEL 1″（Shibuya O-nest）

LIVE：Limited Express (has gone?)、DODDODO、U.G.MAN、PANICSMILE、ニーハオ!、ファンタジー仲間

７月も下旬、３連休の真ん中。ほどよく暑くて気持ちのよい快晴。ネストで６バンドも出るイベントだ。いいバンドが見つけられればいいなと開演時刻に間に合うように会場入りした。休日で力が抜けているせいか、開放感によるものなのか、気づいたらモルツを５缶も飲んでしまっていた。サントリーのビールはあんまし好きじゃないんだけどついついグビグビ…。いい感じで酔いが回ってきたころに、ゆったりとPANICSMILEが登場。

今日のパニスマは新曲を数曲（３曲くらい？）やったかな。最近リリースされたWIREのトリビュートアルバムに収録されている‘Strange’という曲、どマイナーな歌メロの曲、保田がリードボーカルの曲。あいかわらず彼ららしく奇妙な展開で変態的なアレンジで、正直１回聴いただけではﾎﾟｶｰﾝだ（笑）。ワケわからんって。しかしこういうのをライブで聴き込んで、徐々に解明していくのがパニスマを聴く醍醐味だったりもする。他は‘BEST EDUCATION’だとか‘So Close’だとか‘Poor Moon’だとか、‘Western Development’だとかで、締めは‘Good-Bye’。‘BEST〜’はJASONのギターの奇怪っぷりが炸裂。何度聴いても何を表現しているのかさっぱり解らないけど、だがそれがいい。

‘Poor Moon’の石橋のエレピソロの後の始まり方、‘So Close’の間奏、‘Good-bye’のエンディングのギターソロ、、、曲それぞれにココが好き！といえる部分があって、やっぱしこういうBEEFHERTやCAN直系のイカレたバンドには惹かれちゃうなーって、シミジミ思った。音も照明もすごく良くて、とっ散らかりまくったサウンドはフロア全体を酔わせていたようだ。見た目はロックバンド然としていなくて飄々とした感じだけれど、創作活動やリハなんかは物凄く入念に行われているように思える。細部まで神経が行き届いているし、どれだけ複雑な曲でも大きくミスったりトチったりしない。他のバンドもこれくらいマジメに取り組んでくれればいいのに。

さーて、来月はワンマンだぞ！！

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