henrytennis presents " Fuck up! My Underground era " (下北沢BASEMENT BAR)


LIVE:henrytennis、miaouCOMA*石橋英子&一楽誉志幸 (from FRATENN)
    Optrum

石橋英子(pf)が一楽誉志幸(dr)いうミュージシャンと一緒にライブをするということで、よくわからんけれども行ってきた。吉田達也や山本達久とはたまに演っている彼女、また面白いドラマーに出会ったのだろうか。
雰囲気的には吉田や山本と一緒に演るときと同じようなフォーム、『slip beneath the distant tree石橋英子+吉田達也)』と『Works for Everything(石橋ソロ)』の曲を軸にしてのインプロヴィゼーション、色々遊んだりハチャメチャやったりする感じだ。一楽のドラミングは若々しく瑞々しく、フレッシュだった。豪勢なドラムセットだけでなく料理で使うアルミ製のボウルやら色々なオモチャやらを使っての、たくましく豪快なプレイだった。
お姉さんのような顔をした石橋英子のピアノプレイもそんな一楽に触発されたかのような印象を受けた。戦う敵が変われば当然戦法も変わるように、今までの彼女のピアノとはなんとなく一味違うようなキラキラした新鮮さを放っていた。両者が文字どおり遠慮なく己を表現し、ドラムとエレピのナマのぶつかり合いの妙技がなかなか客にウケていたようだった。もちろん両者ともテクニックは申し分ないしどう進行するか予測不能のLIVEはスリルと興奮が満点だ。リードヴォーカルを取った石橋の歌声もいつになく透き通っていて、女性らしい柔和さでフロアを魅了していたようだ。いい歌だったな。ステージが高くてお顔が見やすかったのも嬉しいぜ♥



ほんっとにいろんな場をつくっていろんな聴かせ方をしてくれる石橋英子、やっぱり今回も見ごたえのあるライブだった。次は何をやってくれるのかな。やればやるほど面白くなっていきそうだね。


slip beneath the distant tree

slip beneath the distant tree



Works for Everything

Works for Everything