アコースティックマイルスに目覚める


電化時代の抑鬱的で混沌とした世界観もおおいに魅力的ではあるが、リリカルで未来性を孕んだアコースティック時代のマイルス・デイヴィスもよいものだ。あくまでJAZZという枠の中での可能性を探る作風、あえてJAZZというところに惹かれる。レッド・ガーランドの軽やかで美しい旋律、コルトレーンが成長していく過程、それからトニー・ウィリアムスの壮絶なプレイ、ウェイン・ショーターは電化以前のほうがテクニック的にも巧いし作曲センスも光っている。50〜60年代っていうのは、体験していない者から見るととても羨ましく見える。学ぶべきポイントは有り余るほどにある。


Relaxin With the Miles Davis Quintet (Reis)

Relaxin With the Miles Davis Quintet (Reis)

Kind of Blue

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Sorcerer

Sorcerer

Miles Smiles (Reis)

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Four & More

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