いろいろ観た上半期の総括


1〜6月で、観劇本数17作(そのうち2回観たのが2作品)になってた。当然のことながら素晴らしいものもあればクダらないものもあった。
とりあえず感銘を受けたもの・気に入った作品の順位つけてみます。

【1位】永遠かもしれない(シベリア少女鉄道
【2位】犬は鎖につなぐべからず〜岸田國士一幕劇コレクション〜(ナイロン100℃
【3位】激情<再演>(ポツドール
【4位】レミゼラブ・ル(ブルースカイ演出、演劇キックプロデュース)
【5位】天国と地獄(毛皮族出演、演劇キックプロデュース)
【6位】いやむしろわすれて草(五反田団
【7位】語り女たち(北村薫原作、松永玲子町田マリーほか出演)
【8位】橋を渡ったら泣け(生瀬勝久演出、大倉孝二奥菜恵ほか出演)
【9位】ヒッキー・カンクーントルネード<再演>(ハイバイ)
【10位】狂想のユニオン(イキウメ)


初めて観たシベ少が文句ナシで一番面白かったと思う!あれほどまでのアイディアはどこから湧き出てくるのか、土屋亮一ってスゲー!篠塚茜の名演ももう最高!!
粋な和装と粋なセリフと粋な演出が印象深いナイロンの岸田コレクションが次点。ものすごく考え抜かれていると思った。表現技術の巧みさに深く感心。
人間のきたなーい部分を生々しく抉った激情はとってもインパクトが強かった。観た後のなんともいえないいや〜なキモチは忘れられない。
インチキハチャメチャオペレッタ天国と地獄、どう観ても未完成だったけれども美女軍団が高いハードルに必死に挑戦する様はなぜかカッコイイと思えてしまった。静謐な作風の五反田団、ピアノとドラマリーディングのmixという面白い表現方法の語り女たちももう一度観たいと欲が沸くほどに素晴らしかった。残念ながら本谷やPPPPはこの10本には及ばなかった。

下半期、あさってアサスパを観るし、それ以後もポツドールゴキブリコンビナート毛皮族(軽演劇&本公演)、冬にはシベ少、本谷、ナイロン、色々目白押しだ。
心臓が飛び出ちゃうほどのすんごいのに巡り会いたいものである。