大槻ケンヂと橘高文彦『「踊る赤ちゃん人間」発売記念 ザ・仲直り!〜そしてその後の展開は?〜ゲストも有り。』(LIQUIDROOM ebisu)


ここ最近、昔の仲間とツルむことの多かったオーケンなのだが、今回はついに橘高文彦とユニットを組んでしまった!先日発売されたマキシシングル『踊る赤ちゃん人間』は、懐かしい橘高叙情メロと大槻の不条理詩がうまく絡み合った快作なだけに、ファンは皆ますますライブヘの期待を高めていたであろう。土曜日、恵比寿、チケットはSOLD OUT!キーボードはエディ、ドラムはJOE、ベースはテラチン、、、どうなっちゃうの!
とりあえずはライブの感想を書こう。この豪華な面子で演るのに相応しい王道な名曲と、予想もしない意外なお宝チューンが綾なすように披露されたのだが、演奏も歌もグタグタ、音質はガキガキ、聴きづらいことこの上ない。エディとテラチンの相性はあまりいいものには感じられなかった…。せったくなんだからもっと丁寧にやってくれよと願いながら、私はなかなか集中できず、没頭できずにイライラしていた。使い回された末に腐りかけている過去の栄光をネタにしたMCもなんだかなぁ。。
それでも‘青ひげの兄弟の店’(大槻&橘高のデュエット!)や、‘詩人オウムの世界’はまあよかったかなとチケット代に見合う最低限の満足はできた。



アンコールで本日のゲスト、内田雄一郎本城聡章が出てきたぞ!やはりか…。もったいぶってもしょうがない、
筋肉少女帯の再結成が発表された。年末に中野サンプラザでお披露目ライブがあるそうだ。





この日のような雑なライブをやっているようでは、先が思いやられる。。。
ついに最後のカードを切ってしまった!死んだ魚のような眼をした大槻ケンヂ、、、もう失敗はできない。なんだか不安だ。野望に燃えた大橋賢三のような心はもう持ち合わせていないのだろうか。




僕はちょっと、イヤだなぁと思った。





大槻ケンヂと橘高文彦

1、踊るダメ人間 2、日本引きこもり協会のテーマ 3、マタンゴ 4、パラサイト 5、猫のリンナ 6、小さな恋のメロディ
7、青ひげの兄弟の店 8、ヘイ・ユー・ブルース 9、鞄 10、くるくる少女 11、詩人オウムの世界
12、僕の歌を総て君にやる 13、イワンのばか 14、踊る赤ちゃん人間

〜encore〜
15、DESTINYをぶん殴れ 16、Guru 17、釈迦 18、サンフランシスコ