春樹年度、どこまで読めるか 〜 『風の歌を聴け』&『1973年のピンボール』


ひたすら村上春樹を読むこと、継続中


風の歌を聴け (講談社文庫)

風の歌を聴け (講談社文庫)

1973年のピンボール (講談社文庫)

1973年のピンボール (講談社文庫)


村上春樹若かりし頃の2作。僕と鼠。煙草とビールと喪失感。いきなり登場するTシャツの絵。208と209。配電盤のありかなんて常識よ。
記憶していた以上に読みづらく、抽象性が高い。これでもかというくらいに執拗な情景描写をどう捕らえるか、正直難しいと思った。10代の頃はそんなこと考えずにスラスラ読んでたのにな。読む側によってどうとでも解釈できる。5年後に読んだらまた違った印象を受けるだろう。
もしかして、ジェイ=ナカタさん?まさかね。