THE ROLLING STONES 〜A BIGGER BANG TOUR〜 (東京ドーム)


Please allow me to introduce myself〜♪‘東京ドームでストーンズだよ、ストーンズローリング・ストーンズのライブに来てしまった!ミック・ジャガーだよ。キース・リチャーズロン・ウッドだよ。どうしまひょ。S席17500円也だぜ!全く予習ナシ、情報収集ナシ、すっからかんの状態でライブに望んでしまったというわけさ。グッズをチラ見して巨人戦の比じゃない壮絶な人混みを掻き分けてさっそく席についた。なんか野球を見るのにはいい位置だけどバックスクリーンにあるステージへ目をやるとかなり微妙な距離…。まあいいさ、もっと遠い人だっていっぱいいるさ。
オープニングアクトのバンドの演奏が終わっていよいよ世界一のロックバンドの登場の時が来た!
キタ━━━(・∀・)━━━!!!
あの4人が出てきた。歓声がものすごい。平均年齢60代前半という歳を感じさせない、腰の据わった熱を感じる。何万ものオーディエンスを手玉に取る。視界の中でライトに照らされたホンモノのミック・ジャガーがクネクネしている。クネクネクネクネしまくっている!右へ左へライトへレフトへ踊りまくるミック・ジャガー。テレビや雑誌で見たのと同じ人だ。私がテレビや雑誌で見ていた、イメージどおりのミック・ジャガーの姿だ。そして聞き覚えのあるイントロ、、、高校2年の時、音楽の授業中に同級生の成田君(本名)からコードを教えてもらったあの曲だ‘JUMPIN' JACK FLASH ’!!まさか生きてるうちにホンモノを聴けるとは夢にも思っていなかった。BUT IT'S AL〜RIGHT NOW!!声質がもう神だ。歌の内容なんて重要なことじゃないよ。ただこの声を耳にしているだけで壮絶な気分になった。何がなんだか判らなくなり頭の中がもう真っ白。なんだか喉が渇いてたて続けにビールを飲みたくなったよ。文章ではとても説明できないものすんごいものを現実に見ている…。席が遠いとか演ってるのが老人だとかそんな詰まらないこと全くドーデモイイ。何十年間もの永い間世界のトップに君臨している人たちというのはこれほどまでにスゴイものなのか。魅了されまくりすてぃ〜。今までの人生で見たことのないものを今現実に見ていると、頭の隅でおぼろげに認識しながら曲に入り込んだ。その後も‘Let’s Spend The Night Together’、‘She’s So Cold’‘Tumblin’ Dice’などなど、カックイイR&Rを余裕シャクシャクでプレイしてくれた。キース・リチャーズも2曲歌った!
その後、ダンサブルでノリのよいイントロが聴こえてきた。もちろん‘Miss You’だ。曲の途中でなんか彼らが近づいてくるぜ〜?。え!?ステージごとせり出してきてる?近づいてきてる?いつの間にか目の前にいるし…。歌う様子や表情まで判る距離にいるし…。予想せぬ仕掛けに、世界一のすごさに、腰を抜かしそうになった。。。ここからは歴史的名曲のオンパレード!‘Honky Tonk Woman’‘Get Off My Cloud’‘Sympathy For The Devil’‘Paint It Black’‘Start Me Up’‘Brown Sugar’、、、もしかして60年代のTHE ROLLING STOINESよりも21世紀のTHE ROLLING STONESのほうがスゴいんじゃないの?と、勝手な妄想をしてしまうほど素晴らしかった。。。とくに‘Sympathy For The Devil’と‘Paint It Black’はどうしても聴きたかったのでもう感無量としか言いようがない!!凄すぎて文章にできないのが残念だ。今までの私の人生は何だったのか。。。
呆然としているうちに本編終了。アンコールでは柔らかで優しい‘You Can’t Always Get What You Want’、そして地球上で最高のR&Rアンセム‘Satisfaction’。。。I can't get no satisfaction じゃなくて I can get satisfactionです。もう死んでも良いと思える瞬間ってなかなか無いものだが、、、もしかしたら人生この先これ以上のライブは観られないかもしれないと思うと、恐ろしい。
チケット代金が高すぎて迷ったけど、見てよかった!17500円でも安すぎるくらいに幸せな思いをした。私のショボい人生の中で、もしかしたら最高の名場面かもしれない。。。


THE ROLLING STONES
1. Jumpin’ Jack Flash  2. Let’s Spend The Night Together  3. She’s So Cold
4. Oh No, Not you Again  5 . Sway  6. As Tears Go By  7. Tumblin’ Dice
8. Rain Fall Down  9. Night Time Is The Right Time  10. This Place Is Empty
11. Happy  12. Miss You  13. Rough Justice  14. Get Off My Cloud  15. Honky Tonk Woman
16. Sympathy For The Devil  17. Paint It Black  18. Start Me Up 19. Brown Sugar
〜encore〜
20.  You Can’t Always Get What You Want  21.  Satisfaction


ベガーズ・バンケット

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