ROBOTS 〜 ROBOTS TOUR 〜 (下北沢CLUB251)

TAKUYAを生で見るのはいつ以来だろうか、記憶が正しければ2〜3年前にNOKKOと一緒に演った時っきりか、ワンマンとなると『THE WIDE WILD WORLD』リリース直後のSHIBUYA-AX以来だと思う。まあとにかく久しぶりにTAKUYAが主役な貴重な夜を経験してきたというわけだ。
TAKUYA(Vo,G)、SHIGE(G)、人時(B)、JAH-RAH(Dr)というお馴染みのメンツに加えて本日はDJがいた。予定時間を少々過ぎた頃、客電が落ち左壁のスクリーンに新曲のプロモーションビデオが流れ、動くTAKUYAの姿が映しだされた。それからメンバーが登場し、まず最初に私が思ったことは初めてROBOTSを見た時(199?年)からなーんにも変わってないなということだった。やっては休んで、休んではやってという思いつきな活動をしているわりに、いざ目の当たりにしてみるとなぜかあたかも昔からコンスタントに活動を積み重ねてきているバンドであるような結束力が感じられた。
テレキャスを構えるTAKUYA。似合うよ、テレキャスター。キレの良い独特のカッティングはまだまだ健在であったことだけでも非常に喜ばしい。バンドで曲を作りリハーサルを重ね、1年かけて音を固めることに勤しみ今夜のライブを迎えたと彼らは語った。披露された新曲たちはいままでのROBOTSの路線を踏襲したロックっぽさの中に若干の遊び心を加えたようなバンドで演るのに面白いと言えそうなものが多かった。1回聴いただけではなかなか判断しかねるので正式な音源として世に出るのを楽しみにしていよう。また、懐かしい‘CLOUD COLLECTOR’、‘HYPER HYPER’、‘イロトリドリ ノ セカイ’も今までのライブ以上によく完成されていて改めて名曲だなと思った。TAKUYAの英語の発音がやや不安なこと以外は安心して聴いていられる安定したバンドサウンド、もっと早くからやっていればよかったのに。
まあとにかく来年以降はこの体制で本格的に活動していくつもりらしいので今後の検討を祈っておこう。元○○○なんていう肩書はいらなくなるくらいにあばれまくってくれ!

ROBOTS

1、MY NAME IS THE EARTH 2、ナイトメアリー 3、CLOUD COLLECTOR
4、ANALOG 5、VS 003(LHN to JFK) 6、I IMAGINE LOVE
7、ASHES TO ASHES 8、HEAT↑29 9、HYPER HYPER 10、新曲
11、DOG LIFE 12、BIG APPLE 13、キルミーリルビー 
14、マニーの虎 15、UK OK? 16、イロトリドリ ノ セカイ

〜encore〜
17、World is falling down is it true?(順不同)