読売10−9北海道日本ハム(東京ドーム)

猛打爆発はしたのだけれど


自分的に交流戦の最注目カード、いろいろ迷ったあげく久しぶりにファイターズファンがひしめき合うレフトスタンドで観る事にしてチケットを取り、試合開始1時間前に入場した。
先発投手は野間口貴彦江尻慎太郎の両若手右腕。両軍とも豪打が売りのおおざっぱな戦力なので華々しい打ち合いを期待して席に着いた。


試合が始まってみるとどっちも情けないことこの上ない。1点を争うシーソーゲームではあったが、ホームラン打たれすぎ、簡単に点が入りすぎて締まらない。ジャイアンツ・小久保2本、ローズ、二岡、ファイターズ・森本2本、SHINJO、岩本、8本のホームランを見ることができたのだけれども、バッテリーのふがいなさが目立ちまくったので悲しい気分になった。
盛り上がる周囲のファイターズファンの雰囲気に溶け込めず、これがプロの野球かよ、とひとり心の中でムカツいていた。特に実松のリードはかなり問題がありそうだ。江尻の癖のないストレートをひたすら狙い撃ちされているのに、投球パターンを変えることすらできていなかった。信二、一日でも早く戻ってきておくれよ。


野間口不敗神話。彼が投げた計4試合でジャイアンツはまだ1回も負けていない。降雨コールドで運良く勝ったりと、何か勝負運のある男である。桑田真澄が新人の時も確かこんなようだった記憶がある。いつまで続くのだろうか。

背番号5


清原が死球を受け今日も途中交代した。彼らしいといえば彼らしい。
死球が多い、空振りの三振が多い、ホームランも多い。彼は清原和博というパブリックイメージを自ら忠実に演じることに必死になっているように見受けられる。それでファンが喜んでいるのならばそれでいいと思う。
今年は特に顕著に見受けられる気がするので書いてみた。