千葉ロッテ10−2北海道日本ハム(千葉マリンスタジアム)


昨日に続いて球場で観戦。海からの風がやや冷たいものの日光が球場を眩しいほどに照らしていた。野球日和でなによりなにより。


先発投手はサブマリン渡辺俊介−トーマス。大方の予想通りに早い回で試合が決まる展開となってしまった。


驚いたのはファイターズの先発オーダー。SHINJOがスタメン落ちし、1番石本から8番古城まで左打者がズラリと並ぶ。天敵・俊介用ってわけだ。なぜか木元邦之がDH、セカンドには小田、大丈夫か?守備のことを考えるとセカンド木元、サード小田、ファースト小笠原、DHセギノールがいいと思うだが。
そのオーダーも全く機能しない。早い回に点を取って今日こそは有利に試合を進めたらいいなと思っていたらなんと5回まで手も足も出ずノーヒット、あやうく歴史の証人になるところだったぞ。あぶねーな。外からストライクゾーンに入ってくるスローカーブと胸元に食い込んでくるライズボール、わかっていても打てない。アンダースローの投手相手に7回8三振って、、、やばくないかい?こういうケースは大振りせずにセンター中心にコツコツ打ち返すのがセオリーだと思うが、ファイターズ打線はいやらしさのカケラもなくただ振り回すだけ。なんか個人プレー集団だなぁ。。。
好投手にどうやって喰らい付いていくか、もっとチームとしての徹底した攻め方が必要だ。


2度目の先発のトーマス、またも初回から炎上。アウト4つ取っただけで降板。簡単に打たれすぎでコメントのしようもない。もしもずっとこの調子だったらヒルマン監督はいつまで我慢するのか。先発ローテーションから外すとしたら、代わりは誰?


対する首位マリーンズは打線の繋がりがお見事でシナリオどおりの試合展開を演じた。どこからでも攻撃できるように組まれているので立て続けに得点できるのだ。今江、大塚、里崎、西岡、若手の成長が著しく、抑えるには綿密に研究しなければならんね。


2試合観た感想、勝つ野球に対する意識が違いすぎる。バレンタインイズムを深く理解し勝つにはどうすべきかを考え、一人ひとり実行していくマリーンズと、ただプレイするだけのファイターズ、ハタから観るとそう感じられた。残念。
まだ4月、勝負は始まったばかりなのだからこれから戦術を練るなり、研究するなり、情報収集するなりしても全然遅くはない。


頭を使ってプロらしい野球をみせないと、ファンはソッポ向いちゃいかねないぞ。