文藝春秋を買ってみた

第132回芥川賞選評〜出世したよ?認めたくない!?〜

石原慎太郎東京都知事は辛口だった。阿部和重の世界は好きじゃないのかな?従来の文学の系統から捕らえるのならば知事の評価も解らなくはない。新しいモノとは捕らえていないようだし文章の欠点の指摘も正論だしマトモといえばマトモな評価ではないか。
村上龍は迷った挙句推したようだ。「グランド・フィナーレ」に関していえば彼の評価が最も的確に思えた。感情移入できない要因、不可解に読める点、それでも評価したい部分、まったく同感だったので驚いた。宮本輝も阿部を推していたのはちょっと意外。

経営トップ19人「私の勉強時間」

経営者達が自分の勉強、余暇の過ごし方、読書etcについてそれぞれ19人がコメント。こういうのを読むとなんだか悲しくなる。。。俺は〜の古典を肝に銘じているとか富士山を眺めるとか若い頃に留学して苦労したとか、何十年も前からお決まりパターンの相変わらずな回答だった。昔の人と同じことだけしてたって日本は変わらないよ〜!こんなんでいいのかな?
そんな中、時の人・堀江貴文ライブドア社長はさすが個性的。本はあんまり読まないらしい。日常生活の中からビジネスの活路を見出すと庶民的なようでなかなか興味深いご回答。やり方は汚いと思える部分もあるが、応援したくなっちゃうかわいいヤツだ。


氏家斉一郎日テレ会長に、同意です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050228-00000069-mai-soci