到着
まさしく元の木阿弥。
当初の予定どおりに元の持ち場に戻ってきた。空気の味が懐かしいが、この既視感が絶望的に感じられる。で、着陸して3時間後にはもう仕事をしていた。容赦ないよな。
財界誌では大きく話題になっていた。まだ注目してもらえるだけでありがてえ。よく言う「経済的影響」というものは本当にあるのだろうか。月中に記者会見をやることになりそうだ。私は出ないことになった。
日常というものはつまらない。つまらない。ラーメン喰ったり、色々買い揃えたり、射精したりで忙しい。
新編集長と駅で呑む。ぼそぼそ言ってて半分くらいは何を話しているのかわからないが、人の上に立つに相応しい人物であるような印象を持った。安心だ。落語に凝っているらしい。隣の野蛮な男はいまだにF1に熱をあげていて、まだマノウォーを聴き続けている。
試される大地。試されているのはどう考えても私のほうだ。
- 作者: 広瀬和生
- 出版社/メーカー: アスペクト
- 発売日: 2008/06/26
- メディア: 単行本
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