ALWAYS 三丁目の夕日

監督 : 山崎貴
原作 : 西岸良平
出演 : 吉岡秀隆堤真一小雪堀北真希三浦友和

なんだかいろんなところで大絶賛されて、相当見ごたえがあると評判のこの映画。私がこの映画の存在を知ったのは、たまたま『ズームイン朝』を見ていてバード羽鳥アナがエキストラで出演するというのを紹介をしていたからであった。舞台は長嶋茂雄デビューの昭和33年東京。建設中の東京タワーが間近に見える場所に民家が立ち並ぶという今では信じられない姿だ。
親密な近所付き合い、心温まる家族関係、、、いかにもな昭和人情映画だ。先の読めるベタベタなストーリー、これ見よがしに昭和をアピールした小道具、別に悪くはないんだけど。。。こんな映画があってもいいっていうくらいのモノじゃないかな?『タケシくんハイ』や『寅さん』を超えているとは思えなかった。当時生きていた人々はこれを観てどう思っているのだろうか?

2回だけ出てくるピエール瀧の使い方は非常にニクいものがあったし、ハキハキした堀北真希の演技には非常に好感が持てた。