矢野沙織『Parker’s Mood』CD発売記念ツアー（舞浜CLUB IKSPIARI）

『PARKER’S MOOD~Live in New York』のリリースを記念したアルトサックス奏者・矢野沙織のライブに行ってきた。初めて彼女を見たのは数ヶ月前にNHKの『トップランナー』の公開録画の時で、ライブハウスで彼女の音を聴くのは今日が初めてだ。
開場時間を少々過ぎた頃に入場すると、なんと最前列の席があいてますのでドウゾと容易くオイシイ席をゲットしてしまった。いいのかな？オープニングは‘Softly As in a Morning Sunrise’なんだかキレが悪い演奏だ…。調子が悪いのだろうか、軽快さがなくて学校に行きたくない月曜日の朝のような音だ。そんな調子でスタンダード曲を中心にたて続けに曲を連ねていった。しかし、時間が経つに連れて徐々に調子が上がっていき、いつもの矢野沙織が戻ってくる。古典的なバップサウンドだが独自の音色とタイム感。ストレートな中に毅然とした自分自身がいる。特に後半は神が降臨したように沙織節の連発で、やっぱり聴きに来て良かったと思わざるを得なかった。‘I GOT RHYTHM’や‘A NIGHT IN TUNISIA’等々、王道ジャズナンバーで攻めまくり、約2時間のライブは終わった。
パーカーパーカー言われるほど染まりすぎていないし、聴く方もそんなにそれを期待してはいないだろう。まだ19歳だけど、もう19歳だ。少年老い易く学成り難し？今のうちに色々経験してたっっぷり身に着けておいてしまえ！

終演後にCDを買ったらサインをしてくれた。アリガトウ！

PARKER’S MOOD~Live in New York