千葉ロッテ8−2北海道日本ハム(千葉マリンスタジアム)


今季初めてのパリーグ生観戦。仕事にあっさり見切りをつけて2回裏途中に球場に入った。夜の幕張は海からの風が冷たくかなり寒かった。


先発投手が早い回に得点を許し打線はいっせいに沈黙、といかにもファイターズな負けパターン。
ミラバルの不調ぶりは深刻だ。試行錯誤しながら投げているのが手に取るようにわかった。変化球の制球が定まらない不安定なピッチング、不調ながらも序盤はそこそこ抑えたものの5回裏のベニーのグランドスラムで撃沈。彼の今季初勝利はまたもオアヅケ。

ちょっといい投手が相手だと全く活気のなくなるファイターズ打線。ソロホームランでしか点を取れないなんてジャイアンツみたい(今日は違ったみたいね)だ。清水直行はそんなに好調には見えなかった。が、冷静で淡々とした投球、ファイターズ打線を文字通り翻弄した。
ガッツ小笠原アルモンテに一発が出た以外は全く見どころなし。ファイターズの攻撃時間短すぎ。ちょっとくらい意地汚いことをしてでも塁に出るような気概もたまには必要ではなかろうか。明日は渡辺俊介が相手なわけだが、もうちょっと攻撃に工夫が出来ないものかね。


逆にマリーンズ打線は野球を良く知っている。選手個々の役割がはっきりチームに浸透している印象を受けた。特に今日は攻・守・走にわたってベテラン小坂誠の働きぶりがよく目立ち、結果的にベニーのホームランを呼び込んだ。強いチームになったものだ。ホークスに並んで同率首位か。


ファイターズ、通産5勝6敗で4位、首位ホークス、マリーンズとのゲーム差は2.5.このままじゃ5割ラインを突破できんぞ〜。